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英語の区切り読みの話し方から抜け出す方法
Date:2018/02/02
カテゴリー:英会話力をあげる How to
今回のテーマは、日本人特有の英語の区切り読みの話し方から抜け出す方法です。
英語の区切り読みの話し方から卒業することは、英語が話せるようになるための第一の関門です。
それでは、まず、どうして区切り読みの英語の話し方が英会話のトレーニングをしていく過程で、障害になるのかをご説明します。
どこの国の人でも耳から母国語を習い始めます。
大抵の場合、お母さんが乳児に母国語で一方的に繰り返し話しかけることから乳児が母国語に接し始めます。
最初はリスニングばかりですが、すぐに幼児は、単語だけのスピーキングを始めます。
その後、乳児から幼児に成長すると、勿論、大きな個人差がありますが、母国語のスピーキング能力が飛躍的に伸びていきます。
つまり、母国語の書き言葉を習い始める頃には、母国語の発音には殆ど問題がありません。
しかしながら、第二外国語を文字から習い始めると、スピーキング能力が中々伸びません。
言語機能を統括する分野の脳が母国語と違う第二外国語の発音に関して上手く機能できないのです。
悪く言えば、言語機能を統括する分野の脳が強烈な違和感で当惑しているという状態だと言えます。
更に、ここで理解していただきたい最も重要な事は、“第二外国語のスピーキング能力を向上させていかないと、第二外国語のリスニング能力も向上していかないということです。”
ご自身が発音できないものは、聴き取れない、聴き取りにくいということなのです。
私達、日本人にとり、日本人特有の英語の区切り読みが非常に聴き取りやすいのは、その逆説的事実のためだと言えます。
それでは、日本人特有の英語の区切り読みの話し方から抜け出すには、どうすれば良いのでしょうか?
とりあえず、その幾つかを箇条書きにしてみました。
1),発音のルールをマスターしよう!!
*子音+母音のリンキング。
*子音同士のリンキング。
*d/k/p/tなどの消音。
2),短縮形で話そう!!
*He is — He’s,
*I am — I’m,
*I will not — I’ll not, I won’t,
3),頻繁に使われるスラング的な表現で発音練習!!
*I wanna
*I’m gonna
*I gotta
4),中学校英語で話そう!!
一般日常英会話は、中学英語で充分です。やさしい表現で話す癖をつけます。
それでは、次回から、それぞれのご説明をさせていただきます。
またKNB English Schoolでは、同様のカリキュラムをテーラーメイドでご用意しておりますので、興味をお持ちの方からのご連絡をお待ちしております。