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発音のルールをマスターしよう! 子音+母音編 ②

Date:2018/02/16

カテゴリー:英会話力をあげる How to

前回、連続する英単語の前の単語が子音で終わり、続く単語が母音で始まる場合、リンキング(連結)が起こり発音に変化が生じることを簡単に説明させていただきました。
耳から英語を習い始めた人たちは、この音の変化を難なく発音することができるのですが、書き言葉から学び始めた私たちは、中々、そのようには、発音できないものです。
そこでしっかりした練習が必要になります。

特に日常一般英会話でよく使われる*句動詞の用法には、母音で始まる目的語が中に入ったりしてリンキング(連結)が頻繁に起こります。
そして、この句動詞の用法こそが、ネイティヴの人たちが好んで使う表現であるばかりでなく、テレビのニュースの話し言葉や新聞雑誌などの書き言葉にも多用されるものです。

つまり句動詞の用法は、英会話を習得するためには、非常に重要なものなのです。
そこで、句動詞の用法は、いずれ又、改めて説明させて頂きますが、今回は、子音+母音のリンキング(連結)を見てみましょう。

My sister used up all the eggs when she baked the cake.
「私の姉は、ケーキを焼くときに卵を全て使い果たしました。」
ここでは、used upのusedの語尾のdが「ト」と発音されますので、次のupの語頭の発音、「ア」とリンキング(連結)されて「ユースタップ」と発音されます。
更に、upの次に語頭に「オ」の母音を持つallがきますので、p+oのポとして発音され、「ユースタッポール」と変化します。

つまり、「マシスタ(ー)ユースタッポールザエッグス ウェンシ(―)ベイク(ト)ザケイク」と発音されることになります。

日常一般英会話でよく使われる表現の中でのリンキング(連結)の実例。

Forget about it. 「フォルゲバウティ(ト)」
リンキング(連結)が2箇所で見られます。
Forgetの語尾のtと aboutの語頭の母音のaがリンキングされて「タ」と発音され、aboutのtとitのiがリンキングされて「ティ 」と発音されます。
そして、最後のit.のtは、発音されませんが、口の形がtの発音で終わっている必要があります。

Check it out.「チェキタゥ(ト)」
これもリンキング(連結)が2箇所で見られます。
Checkの語尾のckと itの語頭の母音のiがリンキングされて「キ」と発音され、itのtとoutのoがリンキングされて「タゥ」と発音されます。
そして、最後のout.のtは、発音されませんが、口の形がtの発音で終わっている必要があります。

Check him out. 「チェキマゥ(ト)」himのhは、発音されません。
これもリンキング(連結)が2箇所で見られます。
Checkの語尾のckと (h)imの語頭の母音のiがリンキングされて「キ」と発音され、(h)imのmとoutのoがリンキングされて「マゥ」と発音されます。
そして、最後のout.のtは、発音されませんが、口の形がtの発音で終わっている必要があります。

And I, 「アンダイ」と
And I, 「アンナイ」と発音される場合があります。

子音+母音のリンキング(連結)の発音は、しっかり練習しましょう。
ネイティヴ並の発音が出来るようになれば、リスニングの能力もかなり向上しているはずです。
発音が良くなれば、英会話が楽しくなり、更に向上して行くチャンスに恵まれます。
英会話学校のネイティヴの先生に自分の発音が正しくできているか、確認することも非常に重要です。

*句動詞(Phrasal Verbs)とは、「動詞+副詞」または「動詞+(副詞)+前置詞」で構成されて意味をなす定型のフレーズです。 Catch up with, Go along with, Tell apart, Give in, など、多数の句動詞があります。